TSSTの試験の対策として、よくオンライン英会話をはじめましょうと言われます。
果たして、オンライン英会話やることでTSSTの対策になりますでしょうか?
結論から言って、ただオンライン英会話を受けるだけでは、TSSTは伸びません。
※今回でいうところのオンライン英会話とは、一回30分程度で行ってるものを想定しています。英会話スクールは想定していません。
今回は、その理由と対策についてまとめてみました。
オンライン英会話では伸びない理由
レベル4や5を取りたい!という方には、まだオンライン英会話だけでハイスコアをとることは難しいです。
その理由とは、オンライン英会話はアウトプットが中心だからです。
それ以外にインプットをしていないと全然うまくなりません。
実際私も3年ほどオンライン英会話をやっていましたが、その場で受けるだけ、事前に勉強したり復習もしていないという状態ではあまり上達している気がしませんでした。
成績を上げるために模試だけ受けていても点数はあがりませんよね。
模試を受ける前に勉強して、その成果を出すのが模試です。
オンライン英会話が模試だとすると、文法や単語、発音を学んだり、実際に口に出したりといったことをしないことには全然上手くなれません。
TSSTの学習方法
中学英語のマスター
TSSTはスピーキングの試験ですが、話すためには基礎的な英文構造を知らないとしゃべれないですよね。
中学英語をマスターしておくと、この先の学習が非常にやりやすいと思います。
中学英語をマスターするのにおすすめな勉強方法は、参考書を読むのではなく問題集を解くこと!
そこで、一番のおすすめのテキストは英文法パターンドリルです。
各単元ごとに選択問題、並び替え問題、英作といった問題が詰め込まれています。
よくある参考書だと、ほんとうに解説だけで自分で解くことがありません。
それでは絶対に覚えられません。自分で考えて解くこと、これが鉄則ですね。
スピーキングの練習
また、文法を理解した後は実際にしゃべる練習が必要となります。
実際に英会話を行う前に、声に出して練習していきたいところです。
そこでおすすめなのは、オーバーラッピングという方法です。
オーバーラッピングとは、音源に合わせて同時にしゃべる練習のことです。
ネイティブの発声に合わせてしゃべることで、英語のトーンやアクセントを身に着けることができます。
日本語は比較的平坦なアクセントが多いので、中々慣れないですがこれ、とても重要です。
オーバーラッピングはどんな教材でも音源さえあれば使えます。
なので、おすすめなのはTOEICのPart3や4の問題を使って練習することです。
なぜかというと、TOEICで使われる英単語はビジネス英単語なのでビジネス英会話や、TSSTでも使えることが多いからです。
オーバーラッピングのやり方については別途ご紹介しようと思います。
まとめ
TSSTでスコアアップをするために必要なことは、
①中学レベルの英語をマスターする
②オーバーラッピングで英語の発音やアクセントを知る
ということです。
そのあとやっとオンライン英会話へ進んでいくのがいいですね!
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