対象:【文系でSE志望の学生で自己PRを書きたい人】
自己PRとは、
ただ自分が頑張ってきた経験を伝えることではありません。
「その経験を通して、どんな成果を得たか」を伝える場です。
特に、IT企業が求める人材とは、
- プログラミング力
- コミュニケーション力
- リーダーシップ
を持っている人材です。
今回、文系ではプログラミング力は評価できませんので、
下の二つを掘り下げた内容がベストです。
今回は、リーダーシップをテーマにした作成例を見ていきましょう。
自己PRの作成例
1つ目
私は、学生時代に吹奏学部でパートリーダーを経験しました。
3年生になり、今までのパートリーダーが卒業したため新たに任命されました。初めてのことだらけで、最初のうちはすごく苦労しましたが、チームが上手く活動できるよう、働きかけました。この経験から、私はリーダーの難しさと大切さを学びました。
2つ目
私には課題解決力があります。
部活動でパートリーダーを担当した際に、パートの持つ課題を解決することができました。 パートメンバーがそれぞれ独自の練習をしていることに気づきました。そこで、メンバーそれぞれがどう考えて練習しているかを聞き出し、良いところをまとめました。
その情報をみんなに共有したことで、より効率的に練習をすることができ、チーム賞を取るまでに成長することができました。
どうでしょうか?
1つ目の文章の結論は「リーダーの難しさと大切さを学んだ」
2つ目の文章の結論は「新たな提案の結果、チーム賞を獲得した」
となっています。
どちらも、同じチームリーダーとしての経験を書いています。
しかし、下の文章は、自分がどういう経験をしたかだけでなく、
その経験から得た成果まで記載しています。
企業が知りたいことは、
あなたがリーダーとしてどう頑張ったか、そしてどんな成果を出すことができたか
ということです。
文章構成の種類
また、文章を構成する方法はいくつもあります。
-
起承転結
-
PREP法
-
ゴールデンサークル
などなど…
一番なじみ深いのは、起承転結で構成する方法です。
小説や小論文では起承転結で文章を展開していくでしょう。
ですが、今回のように自分自身の言いたいことをハッキリ伝えるために最適なのは、PREP法です。
PREP法とは
の頭文字をとったものです。
先ほどの文章をこの内訳に当てはめると、
R = パートの持つ課題を解決することができた
E = メンバーへのヒアリングを行い、問題点をまとめた
P = より効率的な練習をすることができた
という感じです。
では、これらを用いて実際に志望動機と自己PRを考えてみましょう!
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