対象:【文系でSE志望の学生で志望動機を書きたい人】
定義の記事でも述べましたが、志望動機とは
【自分の魅力を伝えて企業にアピールする】ことです。
こちらからまずご覧ください。
では、自分の魅力を伝えて企業にアピールするためには、
自分の魅力、そして会社の求めている人材を理解しないといけません。
そう、自己分析と企業研究です。
自己分析と企業研究
では、自分の強み・弱み、会社の強み・弱み
の四つを考えましょう。
それぞれ一つではなく、できるだけたくさんのことを考えると、
組み合わせを増やすことができ、より効果的になります。
上記の組み合わせとは
- 会社の強みに対して、自分の強みをぶつける
- 会社の弱みに対して、自分の強みをぶつける
ということです。
会社の持つ状況に対して、自分の強みをぶつけることで自分自身をアピールすることができます。
会社の強みと自分の強み
志望する企業が力を入れている分野に対して、自分が持っている力をアピールすることで、
御社が力を入れていることに対して、私もこんな能力があるので役に立てますということが主張できます。
会社の弱みと自分の強み
逆に、志望する企業の力不足の分野に対して、自分が持っている力をアピールすることで、
私にはこんな能力があるので、御社の弱みをカバーして更なる発展のために役に立てますということが主張できます。
実際に入社してみると、即戦力になり得ることは滅多にありませんが、 その素養がありますというアピールをすることで、入社後に任せられる仕事をイメージしてもらいやすくなります。
では、実際に分析にトライしてみましょう。
分析の例
A社の強み
・大手企業から仕事を受けている
・グループ会社がたくさんある
・OA系の仕事が多い (会計システムや販売管理システムなど)
A社の弱み
・海外展開をしたいと思っているができていない
・採用実績が情報系専門卒者が多い
・グループ会社以外への売上が少ない
自分の強み
・大学で経営学/会計を勉強していた
・大学で英語を勉強していた(TOEIC750点)
・バイトで接客業をしていたため、人と話すのが得意
自分の弱み
・数学系が苦手
・プログラムの勉強をしたことがない
・積極的な行動が苦手
といった感じで作っていきましょう。
今回の場合ですと、どこがつながるかというと、
①会社の強みと自分の強み
会:OA系の仕事が多い
自:大学で会計を勉強していた
②会社の弱みと自分の強み
会:海外への仕事が少ない
自:英語を使うことができる(抵抗がすくない)
といったところです。
①では、会計知識を身に着けているため、会計ソフトを作成する会社に重宝されます。
②では、自分は英語を使えるので、海外の人と仕事をする際にメールや電話ができる
または現時点では不得意でもこれから勉強するための土壌は備わっていることをアピールできます。
次は、志望動機編②です。
あなたがなぜIT企業について志望するのかについて書いていきましょう。
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